初めての株式売買ストーリー 後編
実家に帰省をしました。その前にIT企業がものすごい1株当たりの単価をつけていることを聞いた私はずっと株式取引をしたいと思っていました。
そして、実家に帰る時に祖父にお願いをしました「社会勉強、経済を学ぶために株式取引をしたい。もし株を持っているならくれないか」と。
そうしたら祖父は「今、いくらか持っているからそれをあげるよ。多分端株だけど」と言ってくれたのです。なんて、気前の良い祖父だ!とめちゃくちゃ喜びました。
その頃はまだ、株式が神で発行をされており、祖父は主だったものは証券会社に預けているものの、株式分割や配当で発行された単位未満のものを家に置いていたのです。
かなり前のことなのでうろ覚えですが、松下電器産業(現パナソニック)、大東建託、JR東日本だったと記憶しています。※ただし、全て当時の端株。
帰省を終え、一人暮らしに戻った僕は早速野村証券に行きました。
まだ、口座を持っていないことを伝え、持ってきている株を預け、そして、まずは松下電器産業を売りたい旨を伝えました。
これが私が株に初めて触れたきっかけであり、株式売買に足を踏み入れた経緯です。